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海外で駐在妻が働くには? 家族帯同ビザのまま働く方法を教えます!

※この記事は2021/12/5に記載されたものです。法律は時間が経てば変化していくものであり、実際に仕事を始める前に一度ご自身で現地の情報を確認することを強くお願いいたします。

この記事の概要
●家族帯同ビザの駐在妻(夫)でも、滞在国以外の企業でフルリモートで雇用される場合、労働許可が要らないケースがある。(国によるため、調査が必要)
●フルリモートでの就労を目指すのにおすすめの職種
●駐在妻が働き始める前に確認すること

滞在国の経済に無関係の企業で雇用されるなら「労働許可」は要らない場合がある

カナ
海外在住だからと言って、必ずしも「労働許可」が必要なわけでは無いよ!
 駐在妻が働こうと思って、一番最初に思いつく壁は労働許可というケースが多いと思います。駐在妻は家族帯同ビザを取得しているケースがほとんどで、この家族帯同ビザでの就労を許している国はごく一部です。しかし、滞在国の経済に無関係の企業で雇用されるなら「労働許可」は不要であるとしている国は実は多いのです。
 つまり、現地就労をするためには労働許可が必要だが、例えば台湾から、台湾で商売を行っていない日本企業にフルリモートという形で雇用されるならそもそも労働許可は必要ないということです。(台湾に支社がある企業については別途調査が必要です。この記事の対象外となります。)
 こういった決まりは各国異なるので、その国ごとに調べる必要がありますが、管理人調べでは、少なくとも台湾、韓国、マレーシア、ベトナムでは上記の場合に労働許可が必要ないことを確認しております(ただし、法律が変わっている可能性もあるため、渡航前に現地の弁護士などを通して調査を行ってからリモートワークを始めてください)。
台湾の労働許可についての記事
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※こちらの記事は2020/5/25に作成したものです。法律が変わっている可能性があるため、仕事を実際に始める時には、台湾の労働局、もしくは台湾の労務コンサルティングにご相談することをお勧めいたします。 記事の概要 ※本記事の内容[…]

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マレーシアの労働許可についての記事
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こちらの記事は2021年5月26日時点での筆者の調査結果を元に記載しています。 また、実際にマレーシアでリモートワークを始められる方は、労働許可以外にも様々な法律知識が必要となります。そのため、現地の労務コンサルタントに相談し始められ[…]

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ベトナムの労働許可についての詳細

韓国については、以前日本の韓国領事館に問い合わせて労働許可が必要ないと伺いました。

フルリモート勤務ができる「おすすめ職種」

カナ
フルリモートでも手堅い収入を目指せる職種を紹介するよ!

一部の駐在妻は手軽にリモートワークを始めにくい

 昨今はクラウドワークスなどを通してオンラインで仕事を得ることができます。ですが、フリーランスという働き方は競争が非常に激しく、初めから十分な収入を得ることができる人はごく一部です。基本的には仕事を得ること自体が難しく、長時間かけても雇用されるより収入が低くなってしまう場合がほとんどではないでしょうか?
 それでも地道に続けていれば、もちろん収入が増える可能性はありますし、実力が上がっていけば会社員時代以上に稼げる可能性もあります。ですが、クラウドワークスなどからコツコツと仕事を得ていく方法は、収入の観点から一部の駐在妻には残念ながら合いません。
 もし海外で働くなら、扶養から外れ、扶養家族だったからこそ受けられた海外駐在の補助(航空券、保険料、健康診断代、引っ越し代の支払いetc)を受けない、という条件を旦那の会社側から提示されるケースがあるからです。
 つまり、この場合、仕事を始める時点で一定以上の給料が安定してもらえる職種につく見込みがなければ、そもそも旦那の会社との交渉テーブルにつけないのです。このような条件下では、フリーランスとして地道に活動を続けるという選択肢は難しい人がほとんどでしょう。

昨今はフルリモートでの雇用を前提とした求人が増えている

カナ
最近はフルリモート勤務を前提とした求人が増えているよ!
 最近は社会の流れが大きく変化し、フルリモートでの求人が増えています。また、未経験者のフルリモート職への転職をサポートするサービスも出てきています。やはり、フリーランスより会社に雇用された方が収入が安定します。
未経験者のフルリモート転職サポートサービスについての記事
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この記事の目的:未経験でも手厚いサポートを受けながら在宅ワークが始められる求人サイトを紹介します。 この記事の対象者:未経験で、すぐに在宅での仕事を始めたい人向けの記事です。    在宅ワークが広がり[…]

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 働くために扶養を外れる必要がある、もしくは旦那の会社からそういった条件が提示される可能性がある駐在妻の方は、会社にフルリモートで雇用されることをお勧めいたします。最近は未経験者でもフルリモートの職が得られるようにサポートをしてくださるサービスが出てきていて、諦めるのは本当にもったいないです。

フルリモート勤務ができる「お勧め職種」

フルリモート勤務ができるお勧め職種3選
●データ入力
●Webライター
●Webデザイナー
●オンンラインアシスタント

お勧めの職業その1 データ入力

データ入力は、在宅で期間が長期の派遣社員や、パートの求人が増えてきています。時給は850円から2000円程度です。業務委託ではなく長期の派遣やパートを選べば、ある程度安定して月5万円から20万円程度は稼ぐことができるでしょう。未経験者可の求人も多く、初めてリモートワークをする方にお勧めです。

お勧め職業その2 Webライター

Webライターも、フリーランスだけでなく、長期の派遣やパートの求人が増えてきています。こちらも時給は時給は850円から2000円程度で、月5万円から20万円程度は稼ぐことができるでしょう。未経験者可の求人も多いですが、昨今はWebライターの経験者も多く、年々競争が激化してきています。オンラインのWebライタースクールも充実しているので、一度受講してみて、基礎的なスキルを身につけてからこういった求人に応募することをお勧めいたします。

お勧め職業その3 Webデザイナー

Webデザイナーも同様に、完全在宅の長期での派遣とパートの求人が増えています。時給は1000円から2000円程度で、比較的高い水準にあり、月10万円から20万円程度は稼ぐことができるでしょう。こちらは未経験可の求人が少なく、基本的には経験者を募集する求人です。ですが、Webデザインスクールなどを卒業した方向けのインターンやパートがあり、そういった求人だと時給も850円から1000円程度と安くはなってしまいますが、経験のためなら良いのではないかと思います。

おすすめ職業その4 オンラインアシスタント

こちらも会社に所属したり、個人でフリーランスとして働くことができる職種です。時給は1000円から2000円程度で、バックオフィス経験など合致したスキルがあれば比較的働き易いとされている職種です。経験がないと仕事が取りにくいなど厳しい側面がありますが、有名なオンラインアシスタント派遣会社が複数あるため、挑戦しやすい在宅ワークでもあります。

お勧めの求人サイト

最後に、こういった在宅求人が多く掲載されている求人サイトをご紹介いたします。

在宅ワークの求人を見つけるのにお勧めのサイトはReworksさんです。
こちらのサービスでは、未経験者が在宅ワークを始めるためのサポートが充実しています。

ぜひ一度確認してみてください。


また、バックオフィス経験のある方は、厳しい選考で知られているフジ子さんに挑戦して見るのはいかがでしょうか?
こちらは狭き門ではありますが、選考自体にかなり手間をかけてくれ、研修なども行ってくれます。経験者であり、オンラインアシスタントに興味がある方へおすすめです。

 

 

駐在妻が働き始める前に確認すること

カナ
最後に、駐在妻が働き始める前に確認することをまとめるよ!
駐在妻が働き始める前に確認することは以下の3点です。
この記事の概要
●配偶者の会社規則
●滞在国の労働許可について再確認
●税金の支払い方

配偶者の会社規則

こちらは確認というより、相談という形になるケースが多いと思います。駐在家族は、通常よりも多くの補助金を配偶者の会社から受け取っているため、扶養家族の範囲内での労働が禁止されている場合があります。また、そもそも前例がなく、明確な禁止理由が担当者の人も理解しておらず、実際は「なんとなく大変そうだから禁止」という状況だったケースもあります。

昨今は先人の努力や社会の流れがあり、配偶者の会社側も、頭ごなしにダメと言ってくるケースは少ないと思います。むしろ、担当者の人がそういった話に対して前向きに聞いてくれるケースも多いです。なので、旦那の会社の規則を聞く前に、滞在国の労働許可について調べておき、法的に問題がないなどを自分で調べてから聞いた方が良いと思います。

滞在国の労働許可について再確認

こちらは、滞在国の労務省や、日本にある滞在国の領事館、滞在国の日本領事館などに聞いてみて確認する必要があります。また、可能であれば日本語サービスのある、滞在国の弁護士もしくは労務コンサルタントに調査料金を支払い、「滞在国の経済に関係ない会社に雇用され、フルリモートで仕事をする場合労働許可がいるのか?」ということを確実に調べた方が、配偶者の会社と話合いやすくなります。

管理人は台湾の労働許可を調べたことがあります。台湾華語で回答が返ってきてしまったりしたため、最後の念押しとして、台湾の労務コンサルタントに依頼し確認しました。

税金の支払い方

税金についても、国によってかなり扱いが異なるため、やはり日本の税務署と滞在国の税理士に相談する必要があります。例えば、アメリカと日本では二重で課税されることを防ぐために外国税額控除制度を設けていますが、全ての国が同じ状況とは限りません。やはり、こういった問題に関しては日本の税務署と滞在国の税理士に相談し確実に納めてください。

因みに、税金について管理人は台湾で会計士に相談しました。

この記事のまとめ

まとめ1  駐在妻(夫)には日本企業とのフルリモートワークがお勧めです!
まとめ2  お勧めの職種はデータ入力、Webライター、Webデザイナーで、Indeedで探すのがお勧めです!
まとめ3  仕事を始める前に、配偶者の会社規則、労働許可が不要かの確認、税金の支払い方を必ず確認しよう!

 

 

 

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