私はなぜ働くのか?
帯同家族として、なんとか働けないか頑張っていた時期、何度も自分にそう問いかけていました。
なぜなら管理人は。。。
●夫の台湾駐在を言い訳に、新卒で入った会社を辞めた。しかし、本音としては会社が合わず、常々辞めたくて仕方なかった。
●しかし、帯同家族となって就労が禁止されていたにも関わらず、仕事がしたい欲が高まり無理矢理仕事をしようとする。
という、残念な経歴 and 思考回路 の持ち主だからです。
働けと言われていた時期には嫌々働き、しかし働くなと言われると働きたくなる。
周囲からも、「あんなにヤダと言っていたのになぜ無理して働こうとしているの?」
と言われ続けました。
まぁ、言われる自分も以前の態度を考えると、グゥの音も出ません。。。。
過去の行いは必ず自分に返ってくるものですね。
そんなこんなで、紆余曲折ありつ、結局働くを選んだ管理人が思う、「私はなぜ働くのか?」ということに自分なりの回答を書き連ねていこうと思います。
ふと思う、私はなぜ働くのか?
私が働く目的は以下の2つです。
●自立するため
●自分の性格を良くするため(これは職場によるかも。。。)
私は自立のために働く
自立と言っても、現状の自分の稼ぎでは、生活費のごくごく一部を払っている。という程度です。
大部分は夫に支払ってもらっており、できればもうちょっと収入を増やしたい所でもあります。
でも、やはり収入がなく、配偶者の給料で生計を立て、毎月ちょっとお小遣いをもらうという生活は、恵まれている一方で常にどうしようもない不安が渦巻きます。
誰かに雇われた上で、配偶者を十二分に養える仕事というのは、押し並べてかなりハードです。
なんとなく顔色が悪かったり、元気がなかったりする夫の姿を見ていると、
夫の体調は大丈夫だろうか?何かあったらどうしよう?
という得体の知れない不安と、何かあっても今の自分ではできることが限られてしまう無力感を常に感じ続けていました。
上記の気持ちを強く感じていたのは、帯同開始直後くらいですが、
この時、まずは自立できる力をつけ、そこからさらに、”何かあっても大丈夫”、という安心感を、自分だけでなく夫にも与えられる配偶者になりたい、と強く思いました。
そして、自分の性格を良くするためにも自分は働く(これは職場による)
これは個人的な意見なのと、今の同僚が尊敬できる人たちばかりだから。。。
というのがあるのですが。
自分は仕事ができないですし、なかなかトロイ部類の人間です。性格も良いとはとても言えない。
そんなポンコツな人間でも、周りが良いとその影響を受けるのですよね。
最近自分の考え方や行動がマイルドになったなと感じるのですが、それは周囲から良い影響を受けているからだと思います。
台湾で出会った職場がそういう場所だったから、ここで働きたいと思いました。
なので、台湾でもその職場との接点を失わないように色々と頑張ったのです。
最終的に、途中で本帰国になり普通に就職できてしまったのですが。。。
ただ、これは職場によりますね。ブラック企業という言葉があるように、居たら病んでしまうような職場があるのも本当です。
自分が出会った職場がそういった場所だったら、今働きたいと思っているかは微妙な所です。
自分が働く理由を見つける方法は?
人それぞれすぎてなんとも言えない。。。
というのが本心です。
そもそも、働くか働かないか?という選択肢があること自体幸せと思います。
人生は仕事が全てではないので、可能であれば働かないという選択肢を選んでも良いはずですし。
ただ、もし働く理由を見つけたいという方がいらっしゃったら、
興味があることについては、無理しない範囲で関わってみる。
という方法をお勧めいたします。
関わるといっても、初めからその職種に応募してトライするのではなく、
●関連書籍を読んでみる
●ツイッターなどの情報を見てみる
●知り合いに聞いてみる
●もしボランティアとして余暇で出来る機会があればチャレンジしてみる
●ブログなど個人でできることなら初めてみる
などなど、興味のある職種によっては、上記のようなライトな方法でゆるく関わることができます。
さまざまな職種にゆるく関わる中で、試行錯誤を続けると、自分の価値観に合う働き方を発見できる瞬間が訪れるかもしれません。
管理人は帯同家族期間、社会人になって初めて”働かなくても生きていける”という環境に身をおきました。
子供もいなかったため、お金はちょこっと、時間だけは膨大にあるという環境でした。ある意味、人生で一番時間に余裕がある時期だったと思います(お金は微妙に少なかったです。。。)。
その余裕を使って、興味を持ったことにゆるく関わるという行動を繰り返し、今の好きに慣れる職場に出会いました。
今はパソコンとインターネットがあれば挑戦できることって沢山あるものなのですね。
例えばですが、activoなどのボランティア募集サイトを確認するとオンラインでもかなりの件数が引っかかります。
結局、働く理由なんて人それぞれなので、考えこまずに行動するのもありかもしれません!
何となく年末も近くなってきたので、過去の自分を思い返してみました。
最後までお読みいただきありがとうございました!