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駐在妻と転勤族の妻に送る 前向き書棚 1万円起業

今回ご紹介するのは、クリス・ギレボーの”1万円起業 片手間で初めてじゅうぶんな収入を稼ぐ方法”です。

 

2013年に発売された本書は、インターネットの発達により個人でもお金をかけずマイクロビジネスを立ち上げ、収益を得る事に成功した事例を紹介しています。

成功事例といっても、大金を稼ぐというより、年間の収益が500万円以上出せているような事例です。

 

現在日本人の女性の給与は平均して200から300万円程度であることを考えると、女性は雇われるよりマイクロビジネスを起こした方が良いのではと感じますね(国税庁, n.d.)。

本書に出てくる人たちは時に意図的に、時に偶然自分たちのマイクロビジネスを起業しています。

例えば、弁護士人生に見切りをつけ、ヨガインストラクターになった女性。

リストラに合い、偶然マットレスを売ることになった男性。

ウェイトレスから広告代理店を起業することになった女性。

大学の財務担当者なのに、副業でマイレージを使った旅行の提案をしている男性 etc…

 

この本を読んで初めに感じたことは、お金の稼ぎ方の多様性です。

例えば割引クーポンのまとめサイト、結婚式の写真撮影、電子書籍 etc.

紹介される事業の多くが、高い学費や学歴、スキルではなく、日ごろの自分の興味、個性、特技を活かしたものです。それをインターネットで宣伝し、顧客を得ていくことで起業していくのです。読み進めていくと、そんなことでお金が稼げるのか!と目から鱗が落ちてきます。

駐在妻や転勤族の妻は、新しい環境に身を置くとき、

知り合いがいない、特に行くところや行きたい所がない。

というエアーポケットのような暇な期間が人生の中で断続的に発生しがちです(人によるかもですが、出不精の自分はこれになりがちです。)。

そんな時、写真など自分の趣味を深めれば、起業に繋げることができるかもしれません。

他にも、自分のマイクロビジネスを成功させるための心得や、失敗談などなど、自分のビジネスを始める助けとなる情報がこの本には詰まっています。

家ですぐに始められる仕事はこちらです。

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参照:

国税庁. (n.d.). 1.平均給与|国税庁. Www.nta.go.jp. https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan1997/menu/04.htm

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